よい酒器を作るために、お酒を知ることが必要だと考え
きき酒師の免許を取得しました。訓練を積んで鍛えた味覚、嗅覚で
お酒のデリケートな味の違いを正しく伝えることができる酒器、
よりおいしく味わえる酒器を、自信を持って作り出しています。
そして、お酒を深く理解したことで、味覚面だけではなく
楽しく味わうことができるよう、感覚面にも働きかける酒器であること。
そんな心を大切に考えています。
春ですね。桜のたよりと共に、新酒が届きました。
大のお気に入りの酒蔵「若戎酒造」の 純米大吟醸 義左衛門 です。
早速、きき酒をしました。
開封するや、透明感のある高い香りが流れてきました。
キリリッとした呑み口。決して華やか過ぎず、爽快な味わい。
水仙、キンモクセイといった花を思わせます。
お料理を合わせるなら、アボカドとエビのサラダグレープフルーツ和え
白身魚薄切りポン酢 春野菜の天ぷら 生春巻きなどと
相性が良さそうです。
また、ポカポカ暖かな日に、テラスでサンドウィッチやパンケーキなどと
楽しむのも良いですね。
使用するおススメの「きき呑み」は細長いタイプ。
このお酒の特徴である、美しい香りとキレのある味わいを
際立たせてくれます。
BGMは メンデルスゾーン 「春の歌」にいたしましょうか。
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