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執筆者の写真沢田陶歩

リハーサル見学会

いづみホール開催、山田和樹さん指揮の大阪交響楽団による


シューベルト交響曲第4番のリハーサル見学会に行ってきました。


憧れのクラシック音楽の世界の舞台裏を、少し覗かせて頂ける機会!


いつものコンサートに出掛ける時の、期待と緊張の合わさったドキドキとは


ちょっと違う、楽しみでワクワクし、ずっと顔がニコニコしている


そんな感覚で出掛けました。


会場に入ると、楽団員の方々がそれぞれに演奏されていて


その音と私服姿のカラフルさとで、とても賑やか。


いつも間にか舞台上に指揮者が現れていて


拍手なしで指揮者を向かえることが、妙に新鮮でした。


始まってすぐ、数小節で指揮者の指示があり弾き直し、


また数小節、指示、弾き直し…と繰り返され。


これがリハーサルというモノだったのか、と知りました。


今まで、完全に出来上がったものを全員で合わせること、それが


リハーサルだと思っていました。


指揮者の指示は、数字で答え合わせをするような「絶対」ではなく


「イメージ」を伝えられてい、その「イメージ」を楽団員の方々は


瞬時にくみ取り音で表現する(しかも全員同じ気持ちになる)


その技術に感激しました。


もし、別の指揮者が同じ曲を指揮することがあれば、その指示に合わせて


演奏されるのでしょうね。そうしたら違う曲のように聴こえるかな。


時々、同じ曲の、指揮者と演奏家の違いによる聴き比べを聴くことがありますが


同じ楽団が一つの曲を演奏する、指揮者の違いによる聴き比べを


聴いてみたいものです。


次回もしリハーサル見学会があれば、指揮者の顔表現も合わせて見たいです。


耳で音を、目で顔を3D体験できたなら、指揮者の曲に対する想いを


具体的に感じ取ることが、もう少しできるかも。

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