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執筆者の写真沢田陶歩

山登りと体重 其の一


約三年ぶりぐらいになりますか。工房のある山に登りました。


きっかけは、体重の著しい減少。


一年ほど前に9㎏痩せてしまい、元に戻らなくなりました。


とは言え、どこか身体の具合が悪いわけではなく


痩せて困ることもなかったので深く考えもせず。


ですがつい最近、しゃがみ込んで立ち上げるのに


いつものようにスクッとスムーズには行かず愕然...


これは筋力の低下か...


このままでは増々足腰が弱るに違いない。


何とかせねば。そう考えたからです。


もともと運動は全くせず。一年に一度、初詣に


山頂のお寺にお参りするぐらいが関の山。


それが三年ぶりとなると、どんな事になるやら。


果てしない不安を抱えてながら、勇気を出して、いざっ!出動!


歩き始めて三合目ぐらい。この辺りはまだ余裕あり。


さてさて五合目にさしかかる頃。だいたいここまで来ると


苦しくなる、はず...??? おかしいなあ~。まだいける。


来た!七合目。いつもなら泣いて帰りたくなる、はず・・・???


ん???


不思議なことに以前のように辛さがなく、もはや頂上に到着。


これはまた、どういうことか。


さては真冬の初詣登山とは違い、アイゼンを装着していないからか。


それとも体重が軽くなったからか。


体重の減少=楽に登山 の方程式が成り立つのであれば


痩せたいと思う人が、その為に無理に運動をするのではなく


痩せてから運動した方がラクちんかも。


変な言い方かもしれませんが。


これは面白い。


今後も一週間に一度ぐらい山登りをし、身体の変化を記録してみましょう。




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